「今日の晩御飯・・・ボンゴレにしよっか」
+守人怒る!+
学校が終わり、ツナ達はいつもの溜まり場である沢田家ではなく、並盛神社へと足を向けていた。
並盛神社はそんなに大きな神社ではないが、何か大切な神が祀ってあるらしく、
昔からある一族が守っているという由緒正しいものらしい。
イタリアから来た獄寺とリボーンは初耳であったが、並盛生まれのツナや山本など、
並盛に長い間住んでいる者なら、なんとなく知っていることであった。
けれどもただそれだけであって、ほとんどの人が季節の祭りに並盛神社に訪れるだけで、
それ以外はひっそりとした寂しい神社である。
ならなぜ、その神社に向かおうとしているのか。
それは先ほどの学校での出来事のためであった。
ツナの生徒手帳を届けに来てくれたが、並盛最強と言っても決して過言ではない
あの雲雀を伏せて帰った後。
ようやく体が自由になった雲雀が珍しくツナ達に当たることなく、黙って応接室へと踵を返そうとした時だった。
「あちゃあ!帰っちまったか?!」
少し息をきらして現れた担任はの姿が見えないことにベシンと自分の額を叩いた。
それにツナと獄寺君と顔を見合わせる。
「あ・・はい、今ちょっと前に」
「先生っさんってすげーのな!」
「後で電話すっかあ・・」と来た道を戻ろうとする先生を山本が呑気な声が引き止めた。
「は?」と首を傾げる先生に山本は楽しげに頭の後ろで手を組んでシシッと笑う。
「あの並中七不思議の天井の足跡!さんのなんだろ?!さすが元祖風紀委員長だよな!」
元祖風紀委員長
この時、トンファーを拾おうとした雲雀の手がピクリと止まったが誰一人として気づく者は
いなかった。それは雲雀にとって都合のいいものだったかもしれない。
彼がそこまで動揺していたのだと、誰にも気づかれたくないだろう。
山本に言葉に担任は合点がいったように振り返った。
「だろうっ?!当時はかなりのおてんば娘だったが・・今はだいぶ落ち着いたんだぞあれでも」
「あれ、先生さ。さんに会うのさんが高一の時以来なんじゃ」
「ん?あーそれはあいつがこの学校に来るのがだよ。毎年会うぞ?・・沢田達も見かけたことがあるはずだが?」
「「「え?」」」
ツナ達の間抜けの声がハモった。
はあの並盛神社に仕えてる家の娘だ
「そういえば、初詣の時にいる巫女さんに・・・似てるかな?」
「あまりでかい神社じゃないけど、ちらほら参拝する人多いからなあそこ、あー俺思い出したかもー」
んーと空を見上げていた山本が思い出したとポンッと手を叩く。
並盛神社に行くことになったのは、ずっと山本の肩に乗り事の始終を見ていたリボーンが神社に行くぞと言い出したからであった。
だがツナ達自身も気になってようで、誰も異論を唱えず珍しくリボーンの言う通りに足を向ける。
人気のない石階段を登りきると、ひっそりと、だがどこか自然と背筋が伸びる気持ちになる社が目の前に建ちはだかった。
「へー」と辺りを見渡しながら獄寺は物珍しげに閉ざされた格子扉の隙間から中を覗きこむ。
「わあっ仏像がたくさん並んでますよ十代目!」
「何度も来たけど、こんなしみじみと中覗くの初めてだなあ」
獄寺君の隣に立ちながら同じように覗き込む山本に続いてツナもそれにならう。
山本の肩に乗っていたリボーンはしばし中を覗いたあと、何気なく上を見やっていた。
それは壁の上部にかけられた古い額。
そこには日本語ではない記号のようなものが何かを表すような図になって描かれていた。
リボーンはちょこんと首を傾げた。
(ん・・なんだ?どこかで見覚えのあるような・・)
リボーンは何気なく見上げた天井に、どこか懐かしいものを見出し
それにに釘付けになった。風雨にさらされ、剥げかかった古い額に並ぶ記号。
解読してみようと思っても、類似する記号をリボーンは知らない。
ならなんで見覚えがあるのだと思ったのか・・・さらに首を傾げているが
ツナの声に自分の記憶を探り出すのを止め、ツナ達へと振り返った。
「先生の話では、神社の横に家へと続く小道があるって・・あ、これだ!」
それは意識してなければ見過ごしてしまいそうな、山茶花が彩る小道。
その道を辿っていくと神社の渡り廊下の横を沿っていく形になり、
やがてその廊下がつながった家屋が見えてきた。
神社の方はさほど立派なものではない、かといって貧相というほどでもないが
今目の前にある家屋に比べたら、神社よりもこちらの方が格式あるように思える。
今まで何度も神社に来たことはあるものの、こんな奥に家があったなんて今まで気づかなかったのが
不思議なくらいだ。
今では珍しくなった瓦屋根には鬼瓦までついていて。妙に高まる意識を持ちながら引き戸の玄関へと続く
石畳を恐る恐る踏みしめていくと、縁側に誰かが座っていることに気づく。
「ヒ・・ヒバリさんーーー?!」
「やあ、群れてるね咬み殺す」
「それしか言えねーのかよオメェェはよぉぉ!」
「ははっ雲雀はボキャブラリーないのなv」
「(ムッ)・・・・・・擂り潰す」
「「すんませんでした」」
ドス黒い爽やかな笑みを浮かべながらトンファーを構える雲雀に、山本と獄寺の声がはもる。
それをフンッと見やると、再び縁側へと腰を下ろし、傍らに置かれていた皿へと手を伸ばす雲雀。
それに獄寺が反応する。
「あー!!一六タルトじゃねぇか!!何お前一人でいいもん食ってんだよっ」
「五月蝿い。ちょっと離れてくれない?これ僕のだから」
「ケチだなお前はよ!俺知ってんぞ、応接室に毎月、入手困難の高級銘菓を献上させてんの」
「だから何?」と涼しい顔の雲雀に獄寺がくわっと吠える。
そんな二人を茶化す山本に雲雀と獄寺が「「お前(君)は和菓子の深さを知らねぇ(ない」」と
見事にはもった。そんな様子にツナとリボーンは顔を見合わせて小さく笑っう。
「おやおや、騒がしいと思ったらお客さんかね」
さらに騒ぎ出す三人の声を凛としたでも優しさのある声が遮った。
ハッとして顔を上げれば、初老の神主が顔を覗かせていた。慌てて頭を下げるツナに
優しく目を細めると、うんうんと一人納得したように何度も頷いた。
「そこの子と同じように、のお客さんだね」
もう少し待っててくれ
今診療中なんだ
「針師?」
「うむ、ここで整体をやっていてな、あの子はここで開業しているんだ」
ツナ達に茶と一六タルトを出しながら、神主・・厳斉はツナの問いにゆっくりと答えた。
針、と聞いて学校での出来事を思い出し、思わずツナは口が引き攣ったが(雲雀も少し固まった)
巌斉は気にした様子もなく「ゆっくりしていきなさい」と家の奥に入っていった。
その背中を見送りながら、ツナは出された茶と一六タルトに視線を落とす。
出された四つの湯飲茶碗に四つの小皿・・・
ツナの分
獄寺の分
山本の分
そして・・・
「あの神主・・俺が人形じゃないってわかってたのか」
リボーンは少し驚いたように一六タルトを見つめていた。
神社からここまでの間、リボーンはずっと山本の肩に乗り、一言も喋らずまた動かなかった。
一見すればただの人形だと思うだろうに、あの神主はリボーンの分までちゃんと菓子を出したのだ。
しかも上質な渋めの緑茶を。
仮に人形じゃないとわかったにしろ、この容姿は赤ん坊そのもの。
赤ん坊にはまず茶は出さないだろうし、いつだかどこぞやでミルクを出されたのを思い出しながらリボーンは茶を啜った。
良質な香ばしい香りが口内いっぱいに広がり、思わず笑みが零れる。
ツナ達も縁側に腰を下ろし、特に獄寺は嬉しそうに一六タルトを口に運んでいた。
そういえばとリボーンは僅かに目を細めた。
あのという女も神主と同じような感じだったか。自分はずっと山本の肩に乗っていたというのに
彼女は何一つ反応しなかった。仮に人形だと思っていたにしてもだ、肩に人形を乗せている
中学男子なんてそう滅多にいないし、おもいっきり突っ込み所満載だと思う。
何かしら注意を引くはずなのに、彼女は無反応だった。
リボーンの中で小さな引っ掛かりが生まれる。
「おー、君達かぁ」
カタリと引き戸が開く音ともに、のんびりとした声が振ってきた。
振り返れば、白衣に身を包んだ昼間会った女性。女性といってもまだどこかあどけなさが残る
笑顔に思わずツナは弾かれたように立ち上がった。
「さん!!こっこんにちは」
「はい、こんにちは。んん?大勢でどうしたの?」
「あっえ・・とその」
首を傾げるにツナは口篭った。
並盛中OBで元風紀委員長で、あの雲雀を意図も簡単に伏せたのことが
気になって来たはいいが、何を話したらいいのかわからない。
「んと・・あれ;」と冷や汗をかくツナの横で山本がニッカリとに笑いかけた。
「一六タルトうまいっすよ!!」
「そうvありがとう山本君。親戚が送ってきたのよ」
「へーそうなんすか」
ペットボトルのミネラルウォーターを片手に現れたは、
獄寺の横に腰をおろすと、蓋を開け二口飲んでから獄寺を見やった。
「で、元風紀委員で天井に足跡をつけて暴動を鎮圧した、針で人の神経麻痺させる怪しい奴の
様子を探りに来たってとこかな?スモーキンボム君?」
「そっそいいうわけじゃ・・っなっなんでその名前を!」
慌てながら手を振って否定する獄寺の表情が一気に強張った。
その変化を楽しみながら、は小さく笑みを漏らす。
「お、否定しないんだ。じゃあこれはどう?
時期ボンゴレボスの座確定になって今の心境はどう?沢田綱吉君。
時雨蒼燕は完璧にブレることなく9つ全て打てるのかな山本君?」
「「「!?」」」
緊迫した空気が張り詰めた。
獄寺だけではない、ツナもそして山本も僅かに表情を青くさせて
呆然とを見つめた。
驚くのも無理はない、元風紀委員長という肩書きはあるものの、
それ以外は一般市民だとおもっていたツナはの口から零れた
ボンゴレのこと、獄寺のことそして山本のことに目を見張るしかなかった。
もしかしたらこの人もマフィア関連の人間なのだろうかと
ツナの脳がシグナルを発する。
リボーンは鋭い視線をに突きつけている。
それに気づいたのか、そこで初めてはリボーンへと視線を向けニッと笑った。
「教え甲斐がある生徒をたくさんお持ちのようね、アルコバレーノ」
ピクリとリボーンの眉が動く。
「お前・・何者だ?」
「さあ?」
「ねぇ」
ピリピリとした沈黙を雲雀の小さな呟きが破った。
の前には雲雀がいつの間にか立っていて、冷たい視線がに降り注いでいるというのに、
はケロッとした表情で雲雀を見上げる。
「何?雲雀君」
「僕と闘ってよ」
「は?」
「だから、闘って」
「いや闘えってね君、今のこの空気読めてる?」
「そんなことどうでもいいよ。闘ってよ」
「いやいきなりそんなこと言われてもね?」
「バトルして」
「ポケモン?」
「咬み殺すよ」
シュンと空気を裂いて雲雀がトンファを構えた。
それにさすがのも顔色を変える。
「うわうわ;ちょっタンマ!ってあのね?私は・・」
「却下、ほらさっきの針出さないと怪我するよ」
「人の話を聞けぇぇ!?」
ブンと風を切りながら振り下ろされるトンファーは慌ててよける。
「ちょっちょっまった!
ここはまずい!じーちゃんの大切な盆栽があるところで暴れるのはまずい!」
「貴女が避けなければ大丈夫だよ」
「無理言うなぁぁぁ!」
攻撃の手を緩めない雲雀に舌打ちをすると、
は雲雀の攻撃を寸前で避けながらじりじりと境内の方へと雲雀をおびき寄せていった。
なんとか境内にたどり着いたところで、はホッと胸を撫でおろすと振り下ろされたトンファーを足で受け止める。
そんなに雲雀は気に入らないといったように、口を一文字に結んだ。
「ねえ馬鹿にしてるの?
貴女の武器・・針出しなよ」
「むぅ;えーでもなぁ・・」
「いい加減にしないと・・」
一気に加速した雲雀が瞬時に間合いに飛び込んできた。
不敵な笑みを称えながら、トンファーを振り上げる。
「死ぬよ?」
バキャァァ
が避けると同時に、の背後にあったものに雲雀のトンファーがめり込んだ。
轟音と粉塵をあげて崩れるそれに、一気にから血の気が引く。
神社にならばかならずあるそれ。格式のある場所になれば自然とそれにさえ
敬意を払ってしまうほど、訪れるものを睨みおろす
狛犬が瓦礫の山と化してしまったのである。
「ちょっ・・ひばっ・・なんてことしてくれたのぉぉ雲雀くぅぅん???!!」
「だって貴女が避けるんだもん」
あー!!と頭を抱えて真っ青になるに対して、雲雀は悪びれた様子は一切なく
ケロッとトンファーを持ち直す。
「うんっ、たしかに避けた私が悪いかもしれないよね?!
でもふっつーは避けるよねぇぇ!」
「だもん」と小さい子が言い訳するように、ちょこっと口先を尖らせる雲雀に
深く項垂れる。
「安心しなよ次はちゃんと咬み殺してあげるv」
「安心できないからああ!何ハートマークつけて満面の笑みなの君!
うわあ、なんかすっごい楽しそうだねほんとっ
っていうかなんてことしてくれたの君は!!知らない!!私知らないからぁ!」
「何言ってるの?」
「って、この状況でまだ突っ込んでくるの君ぃ!」
再び雲雀が地を蹴った時だ。
「ばっかもーん!!」
ドーン、ガラガラズドン!!
ポンポコポーン!
境内いっぱいに怒鳴り声が響いたかと思うと、突然雲雀の体が何かによって弾き飛ばされ、
それに目を見開いたがハッと上を見上げた瞬間、も何かによって
吹っ飛ばされた。
そして二人が地面に倒れると同時に、なんとも軽快な気の抜けるような音が響き渡る。
「この罰当たりめが!!狛犬様を破壊するとはなんたる愚か者じゃ!!!」
「っつ・・」
「ったたた;じーちゃんいきなりこれはきついって」
「ポーンv罰当たりにはおしおきだポンv」
「うん、でもね壊したのあっち。私関係ないよね?ポン太君」
「連帯責任ポン?」
「うぅ・・あんまりだぁ」
仰向けになっているに影がかかる。一匹の狸が悪戯な笑みを浮かべながら
の顔を覗きこんでいた。
「私じゃないのにー」と唸るに、狸はニマニマと首を傾げさらに唸る。
ちらりと社の方へを視線を走らせれば、組んでいた手を解いて腕を組んで
ゲラゲラ笑っているの祖父、厳斉。
その横ではツナ達が顎がはずれんばかりの表情でこちらを見ていた。
「何ー!!いったい何が起こったのー!!」
「十代目!あれ狸っすよ!狸!!」
「へー狸なんてまだ並盛にいたのなー」
その中でもリボーンだけはいまだ警戒の目を弱めずに厳斉を見上げていた。
「お前ら一体何者なんだ?」
下から睨まれ、厳斉とリボーンの険しい視線が絡み合ったが次の瞬間には
人が良さそうな厳斉の笑みが零れた。
「はっはっは。そう睨むなアルコバレーノ。
わしらはただの並盛神社に住まう住職とその孫じゃ。それ以上でも以下でもない」
まあちぃっと、特異な事柄と密接しているがな
そう楽しげにウインクしてみせる厳斉にさらにリボーンは眉を潜めた。
「それはただのとは言わねえぞ」
「たしかにのう。まあそう焦りなさんなわし等はお主等をどうこうするつもりは毛頭ない故」
そう笑うと厳斉はまだ倒れていると雲雀へと視線を移した。
しばらく厳斉を睨みつけていたリボーンだったが、それから合さることのない視線に
呆らめたのかリボーンもそちらを見やる。
「雲雀君意識あるー?」
「・・・・何・・今の」
さっきから言葉を発しない雲雀に問いかければ、少し動揺した返事が返ってきた。
無理もない、突然狸が現れてとび蹴りされたなんて到底信じられないだろう。
「たぬき。どうよ?狸に吹っ飛ばされた感想は」
「・・・・・さいあくっ」
「ははっだろうね」
よっと起きあがり、じーちゃんを見やればあのアルコバレーノが隣にいてこちらを見ている。
たしかリボーンと言ったか。おそらくもう警戒しているんだろう。
ちょっと離れたところでツナ君達がまだ驚きの顔でこちらを見ていて。
それに小さく笑うと砂を払いながら立ち上がり、また仰向けになっている雲雀君へと手を差し出した。
雲雀君は不思議そうに2〜3回瞬きをするとムッとした表情を浮かべて、自力で体を起こす。
掴まれなかった手を苦笑いしながらヒラヒラと振っていると、ジッと雲雀君が見つめていた。
「ん?」
「いつか必ず貴女を咬み殺すから」
そういい残すと雲雀は階段の方へと踵を返す。
「俺達も帰るぞママンが心配する」とリボーンもツナ達を促し、鳥居をくぐっていく。
ぞろぞろと階段を降りていく背中を眺めながら、はにんまりと笑った。
「また遊びにきなあー!」
驚いたように振り返るツナ達にシシッと笑って見せれば、
えぇ!と驚いた表情のツナにじっとを見つめるリボーン、
警戒色を表した獄寺に空気が読めてないのか「ういっす!」と腕をあげて答える山本。
そしてチラッと肩越しにを見やって再び階段を下りる雲雀。
やがて階段を降りきり彼らの姿が見えなくなったところで、厳斉が隣に立つ。
「どうだ、若きボンゴレファミリーは」
「まだまだ発展途上だよ。でもいいんじゃない?学生は学生らしく青春謳歌しなくちゃさ」
「まっそうだな」
そう笑って家へと踵を返す。
「今日の夕飯ボンゴレにしよっか?じーちゃん」
「お、いいのう。・・・してよ」
「ん?」
「狛犬様を元に戻しておくのにポン太だけじゃ手が足りん。コン吉にも手伝って
もらわなくてはのう・・」
「わっわかってるよ!!ポン太とコン吉の分もパスタ茹でればいいんでしょ?」
「ふぉっふぉっふぉっ」
「ボンゴレだポーンvv」
「呼ばれたコン?」
ポン太と呼ばれた狸とコン吉と呼ばれた狐が「今日のご飯はボンゴレー♪」と歌いながらぐるぐると
厳斉との周りを飛び跳ねる。
それに小さく笑うと、はツナ達にだした茶菓子の皿を片付け始めた。
祖父・孫何者!
でもでおマフィアじゃぁありませんv
2007年12月16日執筆