「あっお帰りなさい!教授!」
「あぁ・・・」
「あっお帰りなさい!セブルス!」
「・・・・・・・・失せろ」
+ライバルーその男、ルーピンー+
時は全ての授業が終えた放課後、場所は地下牢の研究室。
スネイプは2人目の声の主をギラリと睨みつけた。
睨みつけられている人物はニコニコと笑っている。
それなのに辺りを覆う空気は最高潮に最悪・・・
1人目の声の主ーは異様な光景に困惑しながらスネイプに近寄り、
「きょ・・教授?お知り合いじゃないのですか?」
(この人は知り合いだと言うから・・・中に入れたんだけど・・・)
「ああ、知らんな」
スネイプは相手を睨みつけながら・・でも声のトーンを少し柔らかくし言った。
「うわぁ・・ひどいなセブルス。一昨年、一緒に教鞭を取った中じゃないか」
相手の人物・・男はさも傷ついたような・・でも何か楽しそうな表情で返す。
「だが知らん」
「またまたぁ」
睨みあう二人・・といってもスネイプが一方的に睨みつけているだけで、その相手は
ずっとニコニコと微笑んでいる・・・・・と初対面のにはそう見えた。
だが!
彼らは口論をしていたのである。その名もアイコンタクトバトル!(そのままね)
皆様にもわかるように通訳してみましょう!
「貴様・・・何しに来た」
「んーセブルスに会いたくてーあとハリー達にもね」
「帰れ!」
「んーところでさあ、このコ君の助手?かわいらしい女性だね」
「・・(ぴく)」
「いやね、さっきまで一緒にお茶しててねv彼女の作るパイは最高だねv」
おっとここで睨まれている人物は満面の笑みになりました!一方スネイプ氏は
眉間に皺をさらに寄せとても気分が悪い!といった表情です。
「貴様・・本当に何しにきた・・」
「彼女、恋人いるのかなあ・・・」
っとその男はに視線を移し、にっこりと微笑んだ。
は一瞬びくっと肩を揺らしたが、その男の笑顔に顔をほんのり赤らる。
そんなの様子を見たスネイプはハッとしてを自分の後ろに隠した。
「???////教授?」
は突然スネイプの後ろに隠されたので戸惑った声色で後ろからスネイプを覗き込む。
スネイプは目の前の男を睨み、
「貴様・・・」
とアイビームを刺し付けた。
「ん?なんだい?君がその子を隠してしまったらその子のかわいい顔がみれないじゃないか」
男も笑顔で視線ビームを返す。
ばちっ
火花が飛んだ、も2人がとても仲が悪いのだと悟った。
(どうしよう・・・なんとかしなきゃ・・)
はおずおずとスネイプの影から出てきた
「!ミス・!」
スネイプが少し慌てた表情をしたがはその男に向き
「あっあの!私はスネイプ教授の助手をしています、・と申します。」
男にお辞儀をした。男はにっこりと微笑み、
スネイプは超!不服そうに腕を組んだ。その男を睨みつけたまま・・
男はに近寄り
「私はリーマス。リーマス・ルーピン。私はセブルスと同期生でねv寮は違ったのだけど
大変仲がよかったんだv」
とリーマスは優しく微笑んだ。スネイプが「よくない」と舌打したが、リーマスは聞こえない振りを
して続けた。
「それにしてもセブルスにこんなかわいらしい女性が助手だなんてもったいないなあ・・」
「ミス・は我輩の立派な助手だ。いい加減に答えろ、何しに来た。」
今にも怒鳴り散らしそうな感情を必死に抑えルーピンを睨みつける。
はスネイプに[立派な]と言われカーッと赤くなった。
「んーやっぱり内緒。これからダンブルドア校長の所へ行かないといけないんだ」
「だったらさっさと行け」
ルーピンはに「またね」と微笑み部屋から出て行った。
はあっけに取られてルーピンが出て行った扉をジーッと見つめていた。
なんだったんだろ・・・あの人・・・・
「ミス・」
とスネイプはの両肩を優しく掴み、だが焦った表情での顔を覗きこんだ。
ドキ−ン
は真っ赤になりながら
「なっなんですか!?教授!」
とすっとんきょな声を出す。
スネイプの顔が目の前に迫りはワタワタするだけ−
「ミス・これからは我輩が入ない時、他の男は部屋にいれないように」
スネイプは優しくにそう言った。
は顔を赤らめ
「はい・・すいません・・」
と返した。
それからは普段と変わりなく過ごす二人だった。
「どうだったかね?ルーピンよ・・・」
「はは・・・慌てるセブルスが見れておもしろかったですよ」(にっこり)
「では、引き受けてくれるかのう?」
「いやいや・・・むしろ私も本気になりそうですね。セブルスだけ良い思いはさせませんよ・・・」(黒い微笑み)
「ふぉっふぉっふぉっ」
「(にこにこ)」
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はははっははははははっははっははははあっはははっは〜!!(狂った?)
ついに出しちゃったよう〜!!
って続くところが無敵だ・・(笑)