「っと、ゆーわけで!・は本日より魔法薬学・スネイプ教授の助手を勤めさせていただきます!」
+助手+
「いらん」
「って即答かい!?」
「邪魔・足手まとい、イコール必要なし。以上。帰れ」
「うっわー。その言い方相手に対してものすごーーーく不快感与えますよぉ?」
「はっ。それは好都合。いきなり現れ何が[っとゆーわけで]だ、たわけが。
我輩は助手など頼んだ覚えはない。・・・第一、貴様は何者だ?」
「ふつー[どなたでしょうか?]がさきにくると思うんですけど・・・まあ、いいや。
ダンブルドア校長先生からお話があったはずですが?」
「何のことだ?」
「ふぉっふぉっふぉっ・・忘れておったわ・・」
「うわっ校長先生!いつの間に後ろにいたんですか!って忘れてたぁって!?」
「ふぉっふぉっ・・やこれを使ったんじゃ・・これはなポートキーの小型版で一定の範囲を・・」
「校長!これはどういうことですかな?」
「ふむ。・ 24歳 見ての通り女性じゃ。純日本人の陰陽師。
東国魔法学校の出で、卒業後は家業の陰陽を手伝う傍ら魔法薬や薬草の研究に励み、
新しい薬の開発もしている優秀な魔法使いじゃ。いや、陰陽師かね?
趣味は散歩だったかの?料理・裁縫も得意でなが作るレモンパイは絶品じゃよ。」
「我輩が聞きたいのは!小娘の履歴や趣味などではなく!
なぜ我輩の助手なのかということです!!」
「問答無用じゃ、セブルス(にっこり)」
「っつ・・」
「よ・・よろしく頼むのお・・お主の部屋はセブルスの隣の部屋じゃよ」
「あれ?部屋ができてるーv」
「なっ!いつの間に・・校長!お言葉ですが生憎我輩は助手などという・・・・」
「ふぉっふぉっふぉっ(にーっこり)」
「っぐ・・;」
「すまんのう・・や。本来ならばお主の様な綺麗な女性に地下の部屋を用意
するなんて失礼極まりないことなのじゃが・・・・・」
「いいえv大丈夫です。お気遣いありがとうございます★
でも研究には持って来いですよ。ここは。」
「それはよかった・・では。せブルスよいろいろにこの学校のことを教えてやるのだぞ?
や夕食でのv」
「はいっvわーすごいやー一瞬で消えちゃったよ!」
「我輩の意思は通用せんと・・っく」
「っとゆーわけで!これからよろしくお願いしますねvスネイプ教授!」
「っつ・・言っておくがな、少しでも我輩の足引っ張ってみろ・・即刻辞めさせるからな!」
それから三ヶ月が過ぎただろうか・・・・
は我輩の立派な助手をしている。
当初は身勝手な校長に無理やり押し付けられた古びた靴下のようにひどい扱いをした・・
授業の準備から薬の調達に・・たとえ夜だろうと危険地帯だろうと吹雪だろうとと行かせ、
授業で使用した生徒分の鍋や鉢の洗い片付けを一人でやらせた・・・(いつだったかあの三人組が手伝っていた時があったが・・)
我ながら酷いことをしたと今でも悔やんでいる。
だが一番悔やんでいるのは・・一言も愚痴をこぼさず仕事をこなしていた彼女が
夜、自室で声を殺しながら泣いているのを、少し開いていたドアから見てしまった時。
いつも明るく、泪を見せなかった元気な彼女が・・ただひたすら泪を流していた姿・・・・
心の臓に釘が刺さったようだった・・・・
(泣かせてしまった)
「・・・授・・イプ教授!・・スネイプ教授!!」の呼ぶ声にスネイプは我に返った。
「・・・っ・・何かね、ミス・・・」思いにふけっていたと悟られたくなく、精一杯冷静を装って答えるスネイプだが
はスネイプがぼんやりと考え事していることを見抜いていた。
「も〜!8回は呼びましたよ?レポートのチェックも進んでなさそうですし」
とが「ほら!」と言わんばかりな顔でスネイプの机に散らばっている羊皮紙の山を指差した。
「あ・・あぁ・・」
(見抜かれてたか・・)とスネイプはフッと心の奥で苦笑いした・・
「教授!お茶にしましょう!教授には今!絶対息抜きが必要です!」
むん!と腕を組んで椅子に腰掛けているスネイプを見下ろすをみて
スネイプは薄く笑いながら「ああそうしよう」と立ち上がった。
(どうして・・あそこまで彼女に酷いことをしたのだ・・・)
そうだ・・我輩の我侭だ・・・・
「助手など足手まとい」と決め付けて・・
我輩の我侭で彼女を泣かせた・・・
考えてみれば、彼女の働きは目に見張るものばかりだった。
嫌がらせ目的で仕事を押し付けていたのだが、その仕事ひとつひとつ丁寧にこなしていた。
分別がわかりづらいだろう薬草は分かりやすいように仕分けて合ったし、授業での実習も
グループ一つずつ周り的確にアドバイスをしていた。
それなのに我輩は彼女を追い出すことしか考えていなかった
「教授!今日は実家から届いた玄米茶ですvお茶菓子はそばぼうろvv私の大好物なんですよvv」
「・・ん、美味いな」
「でしょー!?安らぐでしょ?vvだめですよ〜教授、息抜きしないとー!!
なにか考え事してるようでしたけど。何かあったんすか?」
(ズキッ・・・)
心配そうにスネイプの顔を覗き込むの顔を見て少しスネイプは心が痛くなった。
辞めさせるつもりで接していたのだから・・・
彼女が泣く姿は至上の喜びのはずだったろうが・・・
だがこみ上げてくるものは喜びではなく罪悪感ー
ナゼナノダ・・・・
「教授?」は心配そうにスネイプの顔を覗き込み、スネイプの額に手をあて体温を計ってみた。
「っ・・だっ大丈夫だ。なんでもない・・・」の手から伝わる心地よい熱にスネイプは少し顔を赤らめた。
「そのようですねvいつもと変わらず顔色悪いしv」はカラカラと笑った。
その笑みにスネイプは少しホッとした気分になったが
「一言余計だ」といつもの声色に、眉間に皺をよせて玄米茶をすすった。
「動揺する教授もかわいいですね〜♪」
「・・・・・・・(ッポ)」
「あれ?教授顔赤くなってますよ?(喜)」
「っつ・・・うっうるさいっ///」
「教授かわいい〜★」
「・・・・・・・(怒)」
私が助手になった当初・・教授、貴方は私を邪魔者扱いしましたよね?
あのときは「意地でも辞めてやるもんか」と強がっていたけど、本当はとても辛かったんだよ?
深夜に薬草を採りに行った時なんかピクシーの群れに襲われたりして大変だったから!
でも、泣いたら教授に負けたことになっちゃうから・・絶対泣かなかった。
それでも、誰もいない自室に戻るとダメなんだ・・止めようとしてるのに・・
溢れてきちゃうんだ・・
でも
いつからか・・・私への態度が少しずつ・・・氷が溶けるように優しくなった・・・・・
いつものように薬草採りに行こうとしたら「我輩も行こう」と言ってくれましたよね?
ホグワーツが吹っ飛ぶんじゃないかと思うぐらい驚いたけど、とても嬉しかった・・・
少しずつ・・・でも確実に貴方は優しく接してくれるようになって・・・
今ではこんなたわいもない会話を・・・している・・・
今は毎日がとても楽しいの
でもね?教授。最近おかしいの・・・教授と話している時いつも胸が苦しいの。
ううん、話している時だけじゃない・・教授といる時ずーっとなんだ。
教授が私を見るたびに心の臓がスピードアップする・・・・
ナゼナノカナァ
「ところで、ミズ・」
「はいっ」
「その・・なんだ。明日も息抜きしようかと・・・」スネイプは少しモゴつきながら切出した。
「うん★良いことですね!ほんとっ!教授は一日息抜き休暇取らないとだめですよ!」
はうんうんと腕を組みながら頷いた。スネイプはその姿に一瞬声を殺して笑ったが
「明日は日曜だしな」
「はい★明日はゆ〜っくり休んでもらいますよ!」
「いや、出掛ける」
「ちょいまてえっ!!」思わず突っ込みを入れるを無視してスネイプは続けた
「ホグズミードに行く」
(あぁ・・そういうことか)
「え?」
「行きたがってただろう?」
(どうやら我輩は)
「あっはい!本当ですか!?わ〜嬉しい!じゃあ!マルフォイ君たちも・・」
「だめだ」
「どうしてですかぁ!?」
「生徒がいたら息抜きできん」
(我輩は君と二人で行きたいのだよ・・)
「あっそうか・・へへっ楽しみだなvいろいろ案内してくださいねv教授!」
「あぁ」
(どうやら我輩は)
「それじゃ!教授!明日出かけるのだからもう休みましょう!ってもう日付かわって
るから今日ですよ!少しは寝なきゃ!」
(嬉しいなvこれってデートだよね?)
「そうだな・・」
「それじゃvおやすみなさい教授」
(ひょっとして私)
「おやすみ」
(君に惚れたようだ)
(貴方に恋したかも)
日曜日・快晴。この日ホグズミードではスネイプとその助手が
楽しそうにデートしているのを大勢の生徒に目撃された。
その様子を水晶で見物している者が二名・・・・
「アルバスv計画どうりね」
「ふぉっふぉっ、ミネルバよここまでが第一作戦じゃ。次は・・」
「セブルスにライバルの登場ですわねv」
「左様vリーマスが適任かのv」
「ほほほほほ」
「ふぉっっふぉっふぉっ」
ミネルバ・マクゴナルが手にしていた羊皮紙の束にはこう記されている。
「せブルス・スネイプよいい加減に結婚しましょう!花嫁補完計画」と・・・・・
夢小説第1号がこれです!!(怯)
最初「会話だけってーのやりたいな」と思い、出だしは会話のみ!
会話を書いている時点ではそりゃあ、べらぼーにギャグだったんすがねえ・・
先生!あんた酷すぎ!女の子に夜出かけさせるなんて!!
あんたはマッチ売りの少女の親父か!!
いやーもー、まだまだぺーぺーな内容だね★
これに懲りずに暖かーい眼差しでよろしくお願いします!!!