親子






















「親子」

























































「待たんか!!」



「いやっぷ〜」



































ぐわっし!

















「む〜!はーなーせ〜」



「全く・・・・・ほれ、いい加減に返しなさい」



「・・・・・むぅ・・・・・」









私の名前は・スネイプ。

ここは魔法界のとある村・・のはずれに煉瓦造りの家。

私は「とと」と二人暮しなの。「かか」は数年前に重い病気で死んじゃったんだ・・・

ととはほとんど家にいないの。ホグワーツという魔法学校で魔法薬学の先生をしているんだ。

家にいるの夏の2ヶ月間だけで・・・・

ととがいない間はお手伝いさんのハンナがきて家と私の世話をしてくれるの。

ハンナはとても優しくて、料理が上手でとても大好きよ!!

でもそのハンナは今休暇中。ととが帰ってきたから・・

私が一番大好きなのはととなんだ!あまり笑ったりしないけど優しくて・・・

ととが帰ってくるのとてもとても楽しみにしてたんだよ?

たくさんたくさんお話して遊んでほしいのにさ・・・・・・・・・





















「はーい・・・・」





は父親であるセブルスに羊皮紙の束を返した。

家に帰ってきてから自室にこもってなかなか相手してもらえない。

相手してほしくて、セブルスが必死にチェックしていた羊皮紙の束を横取り、逃げ回っていたが

父親の声色が変わったので渋々返す。

セブルスは羊皮紙の束を受け取ると自室へと踵を返していった。



























くんっ

























?」





シャツの裾を引っ張られ振り返ると、顔を俯かせたが小さく聞いてきた。









「もう・・ととのお仕事の邪魔しないから、ととのそばにしてもいい?」





そう、少し泣きそうな表情で自分を見上げるにセブルスは胸が痛んだ。




(そうだ・・はずっと淋しい時も辛い時も耐えて・・留守をしてくれていのだ・・それなのに我輩は・・)




セブルスはフッと笑い、の頭を優しく撫でた。不思議そうな顔をしている





「今日の仕事はなしだ、。天気も良い、散歩でもするか?」





の顔がパアッと明るくなり、思いっきり父親に抱きつく。

そんなの姿が愛しくて、セブルスも優しく抱きしめた。
























「とと・・」



「なんだ?」



散歩と夕食を終え、リビングでくつろいでいるとが不安そうに聞いてきた。

セブルスは読んでいた本から視線をあげ、隣にちょこんと座るの頭を優しく撫でる。





「あの・・ごめんなさい。とと、仕事残っているのにと遊んで・・・えっと・・」



そうもごもごさせるにフッと笑い、頭を優しく撫でるからわしゃわしゃと軽く掻いてやる。



「気にすることはないぞ?。我輩もといたい。」



嬉しそうに目を細めるに一通の手紙を渡す。



「それに・・これからは毎日お前といられる」



封筒とセブルスをこ交互に見つめ、必死にその意味を考えてはパアッと表情が明るくなった。



「私も?私もホグワーツに行けるの!?」



そうセブルスの手をとる



「我輩の立派な娘だ当然だ。おめでとう・・



と微笑んだ。セブルスから手紙を受け取り、ゆっくりと読んでいく。

そんな愛娘の姿を父親は優しく見つめていた。































「明日にでもダイアゴンに必要な物を買いに行こう」





「うん!」





はにっこりと微笑んだ。























これからは毎日ととに会えるんだね!?

もう、淋しくないんだね!









「私はどの寮になるのかな・・?」



「我輩としては・・・我がスリザリンになってほしいものだな」



そう、ニヤッと笑ってみせる。は「私もスリザリンがいいな」と言いながら



「グリフィンドールだったりして?」



といたずらっ子のような顔でおどけて見せると、セブルスはちょっと顔をしかめた。





















































































「こらっ!待たんか!?ミス・スネイプ!!」



「いやっぷ〜!スネイプ先生!!」



「っく・・グリフィンドールから1点減点だ!」





もう、淋しくない!!









1234番・自爆キリ番踏みであやの様にリクエストしていただきました

家庭もののスネイプ夢ということで、娘設定にさせていただきました。

ヘボくてすいません!!修行足りませんね・・(泣)



このドリームはあやの様のみお持ち帰りできます。