悠樹様への教授夢









「光と闇」





















「待ちなさい!セブルス・スネイプ!」


「断る!!」




時は昼食を終えた昼休み。
スネイプは不機嫌度最高頂!な空気をまとい、大股に早足で自室へと向かっていた。
その後を小柄な女性が少し怒ったような表情でついていく。
生徒しか見えない容姿だが彼女の着ているローブは生徒のものではなくて・・ということはスネイプと同僚。
小柄のため、大柄でしかも大股に歩いて行くスネイプの後ろを必死に小走りで追いかける。
その姿が妙に子供っぽくかわいらしい。廊下にいた生徒たちは教師同士のいざこざなど珍しい光景にハラハラしていた。
なんせ!一方は陰険で悪名高い魔法薬学教授。そしてもう一方が最近臨時で日本からきて、
生徒をはじめゴーストや教師達に大人気の保健医・・マダムポンフリーの助手なのだから、気にならない方がおかしいかもしれない。



!!いい加減しつこいぞ!」

「あら!セブルス・スネイプが素直におっとなーしく、治療受けてけくれればよろしいのですわ!」

「いらん世話だ!」

「むっ!この頑固者!?」


事のはじまりはそう、スネイプが昼食をとっているところから始まった。
はスネイプの隣の席で、何かとよく話していた。
実はスネイプ自身もに好意を抱いていて、今日もいつもどうりの時間が流れるはずだった。
だが、今日は少し違った風景があった・・・
が席につきスネイプに挨拶をすると、スネイプの左手に包帯が巻かれていた。
おそらく自分で巻いたのだろう、少々雑に巻かれている。
どうしたの?と問えば、自分の研究実験中に迂濶にもよそ見をしてしまい、鍋の中身が左手にはねてしまったのこと。
「スネイプ教授が珍しいですね」と不安そうな表情に「まあな」と苦笑いをするスネイプ。
これでこの話は終わるはずだった。
だが、時間がたつにつれスネイプの左手に巻かれた包帯が赤く染まってきたのである。
不安そうにスネイプの左手をとり、医務室へと促すがスネイプは首を振った。
消毒しないと!どんな薬品を使っていたの?と聞いても頑固に首を振るだけで・・


そして今現在の状況に至る。



「もう!その左手!早く治療しないとじきに腕の方もただれてくるわよ!診せなさい!」

「ほう?いつごろかね!」

「今頃!」


そのとうりだった。
左手の痛みが徐々に腕の方に広がってくるのが分かる。これは早く治療しなくてはとスネイプも十分解っていた。
だが・・その怪我は左腕。それは人目にさらすことの出来ない、彼の消せない過ちが刻印された腕。
マダム・ポンフリーなら診せに行っていた。マダムはスネイプの腕のことを知っていたので多少戸惑いもあるが
マダムならスネイプもおとなしくしていただろう。だが、生憎今日はマダムは不在の日で・・・
となると自然にに診てもらうことになる。


(こんな腕を彼女に見せられるか)

好意を抱いている相手に自分の汚点をさらすことなど、スネイプにとって耐え難いことだったのだ。



「そうか、ならば自分で治療する!心配無用!!」

「まともに包帯巻けない人のいう台詞?もう!教授こそいい加減に診せなさい!!」

「悪かったな!まともに巻けんで!!」


もう少しで自室だ、鍵をかけてしまえばこっちのもの。

スネイプはさらに歩調を速め、自室へと向かう。
も逃がすまいと必死に走る。
ようやく自室に辿り着き、サッと部屋に入り鍵をかける。




ドン!!




何かがドアにぶつかった音がした。どうせがドアを叩いたのだろう。
しかし、それにしては鈍い音がしたなと不思議に思っていると・・


「・・・・いったーい・・・おでこぶつけた〜・・・・」


(ドアに突進したのか!!)

スネイプは声に出さず、顔を歪めた。

(この小娘は・・・・)


「ミス・は猪並みかね?」

ドアの向こうのに嫌味たらしい言葉を投げつける。


「むっか!ほっといて!お次は立て篭もりですか!?!診せなさい!!」

「君こそいい加減しつこいな・・・・・自分でできる」

「ダメですよ!?そんなにひどい怪我!!」

「薬はここに十分ある。ほっといてくれ!!

思わず怒鳴ってしまった。
ドアの外が一瞬のうちに沈黙を作る。

いよいよ左腕が本格的に痛み出してきた。だけど怪我の痛みだけだろうか。
なぜか心も痛い・・・彼女はなにも悪くない・・
だけど・・こんな姿を見られたくないのだ。

彼女だけには・・







































































「教授?過去は過去です。今の教授は死喰い人じゃありませんよ?」



スネイプは目を見開いた。


(今・・・・・・何と言った?)



「なぜ・・・・・・・・・君が知っている・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・それよりも早く腕を・・・お願い・・・開けてください」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「教授?」

「わかった・・・・・」



スネイプは驚きとショックを受けたような表情でそっとドアを開けた。
ドアの外には少しはにかみながら微笑んでいるの姿があった。
スネイプは戸惑いながらを部屋の中に促す。に言われ、彼の部屋にあった救急箱を
の前に置く・・・はスネイプをソファに座らせ、そっと左手の包帯をはずした。
徐々に現われてくる赤くただれた左手。包帯をはずし終わると、は袖のボタンに手をかける。
一瞬、体をビクッと強張らせるスネイプ。は「大丈夫ですから」と微笑み、一つずつボタンをはずした。


「ほら・・やっぱり・・・広がってるじゃないですか・・・」


腕も赤くただれていた。スネイプは痛みに顔を歪めながらも、
に左腕を見せる醜態を晒してしまい、の顔が見れずずっとそっぽを向いていた。


「早く終わらせてくれ・・・」

さっきとはまるで違う、弱々しい口調でスネイプがせかす。
は消毒液をコットンに浸し、スネイプの顔を見た。


「恐ろしく激しく絶頂気分で沁みますよ?歯食いしばってくださいね〜v」

「なにっ!?・・・・・・・っつ!!!くう!!」

さらっと脅しをかけてくるに顔を歪ませ、睨みつけると同時にはスネイプの腕にコットンをあてた。



まさに恐ろしく激しく絶頂気分の痛み・・・・・



は手際よく治療を行い丁寧に包帯を巻いた。
途中見られたくない、烙印がの目に触れいたたまれない気分になったが
は何事のなかったように治療を施した。
何も聞いてこなかったのが唯一の救いだったかもしれない。
だが、スネイプの頭には疑問が残りその疑問はますます大きくなっていく・・




「はいvこれでよしと!」

「あ・・・すまなかったな・・ありがとう。・・・さすがだな手馴れておる・・・」

「へへ・・・いちお、保健医ですからねっvそれでは失礼しますv」



はどこか慌てているようにスネイプの部屋から出て行こうとした。
だが、それよりも早くスネイプはの腕を掴む。


「きゃ・・・なっなんですか!!大丈夫ですよ!5日たてば治りますから!!」

「なぜ知っていた」

「なんのことです?」

「わ・・我輩が・・死喰い人だったと・・・・・」

「・・・・・・・・;;・・あっやっば!私医務室に戻らないと!カルテ作らなきゃ・・・うっわ!」

「逃げるな!」

スネイプは焦ったように声を上げ、を引き寄せ両肩を掴んだ。
そのせいで左腕に痛みが走るが、そんなことにかまっていられない。


「このことは数人の人間が知っている。だが、これはダンブルドアから口外禁止となっている!!
それをなぜ君が知っている!!まさか・・・・・・・・そうか!ポッターだな!!!」

「ち・・違います!ハリーじゃない!!」

「じゃあ!どうやって知った!!誰に聞いた!!」

「うぅ・・・・・・・・」

!!!」


真剣な表情での顔を覗きこんでくるスネイプにとうとう観念したのか、は溜息をついた。


「ふへぇ・・・教授にはかなわないや・・・・・・」

・・?」

はそっとスネイプの両手を制すると、自分の胸元からひとつの首飾りを引き出した。
その首飾りをみてスネイプは驚きに目を見開き、思わず後ずさりをする・・・・


「き・・・君は・・・そうか・・・・・・・我輩を監視するためにここへ来たのか・・・・」

「!!違いますよ!!教授はもう死喰い人ではありませんし、ここ数年の貴方の行動は
むしろ尊敬すべきことです。私は「例のあの人」が復活した今、ホグワーツを危険から守るために派遣されてきたのです。
決して教授を監視するためではありません!!」


がスネイプに見せた首飾りはいつも、ローブの下に隠されているもので。
その首飾りは死喰い人とは反対の位置に属する者の印・・・・






闇払い





は少し淋しそうに首飾りをローブの下に隠すように戻した。


「本当はダンブルドア校長以外誰にも話してならなかったのですが・・・・
申し訳ありませんがスネイプ教授・・・・・任務遂行のため貴方に今の件を忘却術により
記憶を消去させいただきます。」


「・・・・・・そうか・・・・・・・・・・・・・・すまなかった・・」


スネイプもどこか悲しそうな表情で俯き、へと一歩踏み出した。
そっと杖を握る


「それに・・・本当の私を知って、貴方に拒絶されるなんて耐えられないの・・・」

「!!それはどういうこと―」

「オブリビエイド―・・っ!!きゃっ!!」

杖から光が出る瞬間誰かに腕をつかまれ、忘却術は成功しなかった。
それはスネイプに掴まれたからではなくて・・・・










「やれやれ・・・・間にあったかいのう・・・・」

「!!ダンブルドア校長先生!!」

「校長!!なぜ貴方がここに!?」

の腕を掴み、術を妨害したのはなんとダンブルドアだった。
ダンブルドアはにこにこと輝く笑みを浮かべながら、を見つめている。
はその笑顔に困惑しながら、焦ったようにダンブルドアに食いついた。




「ダンブルドア校長!!なぜ止めたのですか!!私のことは校長、貴方以外には
知られてはならないのですよ!!たしかにスネイプ教授は信頼できます。ですがー!!」

や・・ちと、状況が変わってのv」

「??え・・」


ダンブルドアはニッコリと微笑むとの肩にポンと手を置き、スネイプへ向き直った。
スネイプは驚きの連続で固まる寸前である。



「状況は悪化する一方での。いくら優秀な闇払いの君でも、一人で任務遂行するには
荷が重過ぎてしまってきた。かといって、闇払いの数はとても少ないうえにホグワーツにだけ何人も
闇払いをおくこともはできん。」

ここ以外にも学校はあるからのvとにウインクをして、再びスネイプへ向きなおす。


「そこでじゃ。のことを数人の教師に話すことでその者たちにもに協力を
させることになったのじゃよ・・・・・・・セブルスにミネルバ・・この2人にじゃ・・・」

「我輩が・・・?ですが・・具体的に何をすれば・・・」

「今のままでかまわんぞ?セブルス。優秀な彼女とて一人の人間。悩む時もあれば辛い時もある。
そんな時話を聞いてあげられる者が傍にいなければ、彼女が壊れてしまう。
ワシは度々学校を不在にするからのお・・そんな時話せる人物がいなければのお・・」

「校長先生!私は大丈夫ですから!私のことよりも学校の危機に重点を置くべきです!!」

「おや?君が壊れてしまうことが学校の危機じゃよ?」

「!!っう・・・・」


は言葉を詰まらせ、俯いてしまった。
ダンブルドアは優しくの頭を撫で、真剣な表情でスネイプを見つめた。


「セブルス。お願いじゃ・・彼女の力になってやってくれんかの・・」

スネイプはもう驚きも、戸惑っていてもいなかった。
真っ直ぐにダンブルドアを見つめ、力強く頷く。

「承知いたしました。我輩でよければ喜んで彼女の力になりましょう」


スネイプの真っ直ぐな姿勢に、ダンブルドアはニッコリと微笑むとの顔を覗きこむ。


「異論はないね?や」

「・・・・・はい・・ありません」


は俯きながら小さく呟いた。
ダンブルドアはもう一度の頭を撫でると、スネイプの部屋から出て行った。

スネイプとはしばらく黙って立ち尽くしていた。











どれくらい時が流れたのだろうか、は俯いたままそっと呟いた。


「そ・・それでは・・・私も失礼します・・・・・」


(私が・・闇払いと知って・・・貴方は私を拒絶するでしょうね・・貴方には嫌われたくなかったのに・・・)


そっと踵を返し、ドアへと歩み寄る。
だけど、それはスネイプに腕をつかまれ叶わなかった。


「・・・・お願い・・放して・・・・・」

「なぜ、我輩を見ない。さっきまで見ていたのに。君が闇払いと知ったからか?」

「・・・・・・・・・・放してくださいよぉ・・・・」


スネイプはを自分に向きなおさせ、顔を覗きこんだ。
思わず顔を逸らす




!!」

「放して」

「我輩を見ろ!」

「お願いだから放してよ!!」

「我輩を見たら放してやろう」






ムカッ




はキッとスネイプを睨んだ。
一瞬怯んだスネイプだが、負けじと睨み返す。


「見ました。放して」

「睨みつけろとは言っておらん」

「見たもんは見たの!!!」

「優しさがこもってない。いつもの君の表情ではないな」






ムカムカ





スネイプの表情が意地悪く何か楽しんでいるような笑みに変わり、
はますますイライラしてきた。


「普通です!」

「いや、違うな」

「普段どうりの自分ですわ!」

「ほう?そうかね。我輩には何か心に突っかかりがあるように思えるがね」

「それは教授が放してくれないことにです!!」


どんなに睨みつけても、どんなに声を上げてもスネイプはを放そうとしなかった。
スネイプは意地悪い笑みをやめ、真剣な表情で真っ直ぐを見つめる。

そんな視線が痛い・・








「我輩が・・君を避けるとでも?」

「!!」

「やはりそう思っていたか」


スネイプは深い溜息をついてそっと、を放した。
ようやく開放されたのに、動くことができない。



「・・・・教授が知らなければ・・今までどうりに楽しく話できるから・・・」

「もうできないとでも?」

「だって・・・・」

「それは我輩の台詞なのだがね」

「?」


スネイプはが手当てをした腕をに見せ、苦しそうに微笑んだ。
彼のその腕には、手当てをされた包帯の下には・・スネイプが後悔しても拭い取れない罪と罰の烙印が施されている。
はそんなスネイプの姿をみて表情をさらに曇らせた。


「君は何も恐れることも隠すこともない・・・そうすべきなのは我輩の方だ」

「・・・・教授・・・・」

「教鞭をとること、人の上に立つこと・・ましてや人を愛することなど・・許されん身だ。
ふっ・・それでもなぜかな・・・・・そうわかっていても人を愛してしまう・・好かれたいと願ってしまう。」



そういって、スネイプはを強く抱きしめた。
驚きに目を見開き、顔を赤くする・・・



「え・・?きょ・・教授?///」

「たとえそれが闇払いだろうと・・変わらん。・・こんな我輩は許されんだろう?」



抱きしめてくるスネイプの体が震えていた。
スネイプの腕から胸から・・振動が伝わってきて、どれだけスネイプが辛いのか
苦しいほどにわかる。はそっと目を閉じてスネイプの背中に腕を回す。



「!・・・・?」

「本当ですね・・・いくら過去でも、多くの人を虐げてきて、略奪をしてきた人間がのうのうと生きているなんて許されない」

「・・!・・・・」

一瞬スネイプの体がビクっと動いたが、はスネイプの背中に腕をまわしたまま放そうとしない。

「でも、その許されない行為を心から悔やみ一生を償いに生きるのは、死よりも重いもの・・・・・
セブルス・スネイプ。貴方はこの十数年間苦しみの中を生きてきましたね?
生徒の中には貴方が手にかけた親族の方もいました・・・全ての人に貴方が認められるのは、
貴方が一生を終え、土に還る時・・・・・」


スネイプは苦しそうに目を閉じた。
彼女の一言、一言に過去の過ちが脳裏に甦ってくる。
好意を寄せている相手に・・愛しいと思っている相手に全てを見透かされて、
スネイプの心はどんどん奈落の底へ突き落とされていく。


(そうか・・・・それならばいっそのこと忘れてしまえばよかった・・・・)


だが、その思いもの言葉にかき消されてしまって。




「だけど、貴方は人を愛し、愛される資格を得るのに十分尽くしてきたと・・私は思う」



は顔を上げて、優しくスネイプに微笑んだ。
その微笑がとても眩しくて・・・・


「自分で資格がある・ないではないの。それは他人が決めること・・・・うん・・・それは人に愛されて初めて資格があるといえるの。
貴方は・・そう・・・人に愛される資格を持っているわ・・・・・・・」


スネイプは目を見開いて、を見つめた。
は黙って頷く。


「我輩は人を愛していいのか?」

「貴方は十分それに見合う償いをしてきたよ?」

「その相手が君でも?」

「・・・・私ですか?・・・・私なんて・・・・」

「君がいい。君でなくてはダメだ。たとえ君の職業がなんであっても」



俯くの顔にそっと手を添えて、自分へと上げさせる。
戸惑いが隠せないの表情がひどく儚げで、スネイプはそっとの額に口付けを落とした。
スネイプの温かさを感じてそっと目を閉じる。


「私は・・手かかりますよ?」

「多少手のかかるほうが、張り合いがある」

「貴方が目の敵にしているハリー達と仲がいいですよ?」

「ほう?ならば邪魔をするまで」

「あ・・ドラコ君とも仲がいいですねー」

「・・・気にいらんな・・マルフォイめ・・・」

「怪我をしたらすぐ診せに来ますか?」

「あぁ・・・マダムではなく君に診させてやろう」

「なんか偉そうですねv」

「ふん」







お互いにっこりと微笑み合って、そっと抱きしめあった。






ドアの外でダンブルドアがにっこりと微笑んでいた。















































「こらあ!!セブルス・スネイプ!!怪我したら診せに来なさいと言ったでしょう!!??」

「この程度の切り傷!診せるほどではない!!」

「ムッカー!放っておくと細菌が入ってさらに悪化、皮膚は腐りやがては骨まで侵食・・最悪の事態にはその部分を根元から
切断・・あぁ・・教授は義足を余儀なくされ、ミスター・ムーディと同じように・・・・・」

「診てくれ・・・」

「はいv」


闇に生き、いまだ闇を彷徨い続けていた者に光がそっと降り注いだ。










7878番ゲッター悠樹様に捧げる教授夢。リクエストが同僚でした。
なにか教科の教師にしようかと思ってのですが、話の設定を4巻の次の年に
教授が左腕を怪我したということで!保健医に!!
なんという強引な設定・・・(遠い目)
少し、ダークになってしまいましたが・・・(ひー)
アップが遅れて大変申し訳ありませんでした。

このドリームは悠樹さまのみお持ち帰りできます。