右京さんに「絶対落として見せます宣言」してからもう10日



何の変化も無し。まったく無し。これっぽちのこの字も無し。
とりあえずあれから亀山先輩を呼び出して寿司お奢ってもらって(先輩涙目で財布みてたけどそんなことは知らない)
作戦考えたけど・・・・・。もうバレちゃってる人にどうアタックしたらいいの?マジで。。。(><)
と、とりあえず一緒に帰ることかなって声はかけてるの!!でも、

「今日は調べたいことがあるのでまだ退庁しません」


とか


「今日は小野田さんと行くところがありますので」


とか


「今日は落語を観に行きますので失礼します」


とか





ああああっっ!!!!!!くっくじけそう・・・・・。・・・・。泣



だめっ!!!!!頑張れあたし!!!ファウイトオオ!!!!!!!!!!!




「右京さん!!!!!!!今日良かったらご一緒に美味しい紅茶喫茶に行きませんか?!」


「ああ、さん。それは是非行きたいですねえ。」




やたっ!!!!遂にきた?!(;;)q!



「ですが、、、、残念です。今夜はたまきさんのところに行く約束があるのです。
いつも誘ってくださるのに申し訳ないですが・・・。また誘ってください?では今日はお先に失礼します。
また、明日」





10戦10敗  見事乾杯・・・・・。いっそ気持ちがいいわ・・・。






「おーーい。?大丈夫か?・・お前も頑張るね」

「か・め・や・ま・せ・ん・ぱ・い」

「はい!!すみません。すべては僕のせいで御座います。」

「・・・たまきさんて誰?」

「あーー・・・・お前知らなかったか」

「?!もしかして右京さん、お付き合いしている人いるの?!」

「いや、あーーと・・・・・・元奥さん。宮部たまきさんっていって代々木にある小料理屋さんの女将さん。」

「も・・と奥さんって!!右京さん結婚してたの?!ってしてないほうが珍しい歳っちゃそうだけど!!!」

「さりげなく失礼なこと言うなお前。好きならとっくに知ってると思っていたけどな。」

「知らなかったですよー・・・。そっか・・・。右京さん元奥さんと今も・・・・。」

「俺も会ったことあるけど、綺麗な人でさ、料理は美味いし、気配り上手だし、大和撫子って感じの・・・あ。」

「・・・・・・・・・」

「だっ!!大丈夫だって!!あの二人そういう感じじゃなかったって!!ただ、なんでもわかりあえてる仲っていうか・・・」

「・・・・・・・・っもーーーー!!!!亀山先輩それフォローになってないっつーの!!!!」

「いてーーーーーっっお前の正拳痛えんだよ!!!!!!!」

「段持ち甘く見ないでえっーーーー」

「いってえーーーー!!!!そういう問題じゃねーーよ!!!いて!!」

「いやーーーー!!!!!!右京さーーーーーんっっ!!!!!!!置いて行かないでーーーーっっ!!!!!!!!!!!!!」















そのコロ、花の里で




「どうしたの?右京さん。むずかしい顔してますよ?」

「いや、実は最近・・・・部下に告白されまして・・。」

「まあ!右京さんやるじゃない。どんな子なんですか?」

「・・・とても素直で可愛らしい方です。しかしまだ若いのです。何も僕など選ばなくても・・・」

「あら、右京さん。恋をしたらそういうのって関係なくなるものですよ?」



≪私にはそんなの関係ないです!!!!!!!右京さんが好きなんです!!!!!!!!!≫





「・・?右京さん、どうしました?」

「・・・・貴方が今、仰ったことと同じことを叫ばれました。」

「あら。ほら、ねVvとても好きなのね右京さんのことが。それでなんて答えたの?付き合っているの??」

「いえ、職場恋愛は好ましくはない、とそう伝えました。」

「・・・・変わっていないのね、そういうところ。泣かせちゃったりしたんじゃないですか。その子のこと?」

「・・・・・逆です。絶対あきらめない、振り向かせてみせる。と宣言されました」

「わあ!!!!!!ガッツありますね!!いいわーその子。応援したくなっちゃうVv今度連れて来てくださいねVv」

「・・・・・・楽しんでいらっしゃいますね?」

「そう見えます?」

「ええ」

「じゃあそういうことにしておいてください」

「・・・・・」















たまきさん最強伝説。良くも悪くも右京さんのこと一番わかっている人だと思います。
っていうかコントロールできるヒト?(爆)右京さん悩み相談で来たつもりがすっかり遊ばれてます